多機能機器メニューインタフェースのユーザビリティ設計

昨今の電子機器は非常に多くの機能を備えており,利用時に目的の機能がメニュー内のどこに配置されているのかに分からずに迷う場面は少なくありません.このような電子機器のメニューの設計を,経験則のみに頼ることなく,システマティックに評価し改善するための手法の研究に取り組んでいます.

テキストマイニング技術より生成した概念間の連想関係の情報を使用して,メニュー項目の作業目的との関連性の強さを定量的に評価する情報香モデルを開発しました.このモデルはユーザの選択行動の予測に利用できるため,メニュー設計の評価と改善に利用することができます.また,各機能の説明からその動作に関与する要素間の係り受け関係を分析し,メニュー操作の手順に一貫性をもたせるためのメニュー設計手法を提案しています.

Information scent analysis to evaluate menu system design



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Last-modified: 2012-03-29 (木) 17:35:06