
生命,ロボット,生物の歩行,人間機械系,生活行動の諸分野における適応行動について記号過程の観点から捉え直し,システムを構成する要素の自律的な行動が,自己内部や外部環境中のある拘束条件のもとに多様に変貌・進化しながら自己組織化され,分岐を経て産出される多様な可能性の中から,特定の行動が文脈に応じて選択されるプロセスについて明らかにする.昨年度の活動を通じて,プロジェクト全体のテーマ共有と共通理解を進めてきており,その結果,申請時の研究テーマを以下の3つのテーマへの集約を行い,研究組織のグループを再編成する. すなわち, (1)環境適応ロボットの記号過程 (2)適応環境の記号論 (3)動的環境認知の記号過程 の3テーマである.今年度は,新たに3名の研究者を加え,上記の研究目的の達成に向けた研究を展開する. |
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【グループ別研究内容】 [1]環境適応ロボットの記号過程 [2]適応環境の記号論 [3]動的環境認知の記号過程
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