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現在,無人航空機(UAV)は屋外での空撮や農業用などに用いられています.
今後はインフラ点検,物資輸送,屋内作業への利用の展開が考えられています.
このためにはUAVは様々な境界に接近できねばなりません.

様々な作業を実現するにはホバリングが可能な回転翼型UAVが適しています.
回転翼型UAVにおいて,
重力に対抗する力はロータブレードを回転させることにより発生させたロータ推力です.
ロータ推力にはロータ周りの空気の流れが大きな影響を及ぼします.
境界は空気の流れに影響することから,境界に接近することによりロータの空力特性は変化してしまいます.
このため,回転翼型UAVの飛行に境界は大きな影響を与えます.

ロータと境界=壁面の配置は,壁の法線ベクトルがロータ回転軸の方向と垂直である場合と平行である場合に大別することができる.前者は回転翼機が水平移動により垂直な壁面に接近する場合に,後者は回転翼機が垂直移動により天井の壁面あるいは地面に接近する場合にあたる.それぞれの壁面にロータが接近したときに現れるロータ空力特性の変化を壁面効果と呼ぶ.

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本研究は,[[公益財団法人JKA:http://www.keirin-autorace.or.jp/]]による[[Ring!Ring!プロジェクト:http://www.ringring-keirin.jp/]]の補助(平成31年度研究助成)を受けて実行しています.

RIGHT:担当:中西弘明
RIGHT:共同研究者:金田さやか(大阪府立大学)
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